近海ベイトジギングで使いたい25ソルティガ10のインプレ

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近海のジギングゲームをもっと快適に、そして強気に楽しみたい。そんなアングラーの期待に応えるべく登場したのが、ダイワの25ソルティガ10です。手のひらに収まるほどコンパクトでありながら、青物とのパワーファイトにも動じない強靭さを備え、日常の近海ベイトジギングを一段上の次元へ引き上げてくれるリールに仕上がっています。軽快さと剛性という相反する要素を高次元で両立させ、使い込むほどに信頼感が増していく新世代のジギングモデルです。

ソルティガ10の特徴

ソルティガ10の最大の魅力は、近海ベイトジギングに必要な性能を一つのボディに凝縮している点にあります。まず目を引くのはそのコンパクトサイズで、PE1.5号を650mストックできるラインキャパを持ちながら、パーミングしやすい小型ボディを実現しています。長時間のシャクリでも手の疲れが軽減され、集中力を保ったままゲームを続けられるため、回遊待ちや深場攻略にも高い対応力を発揮します。

さらに、内部にはダイワ独自のハイパードライブデザインを搭載しており、強靭で滑らかな回転が長期間持続します。ギアの噛み合い効率を高めたハイパードライブデジギアや、ピニオンギアを両軸で支持するハイパーダブルサポートによって、負荷が掛かった場面でも力強い巻き上げを実現。潮が効いたポイントで重いジグを操作する際も、ストレスなくジャークを刻むことができる設計です。

また、フルアルミハウジングの採用による剛性の高さも見逃せません。丸型ボディを切削加工で仕上げた構造は歪みに強く、強烈な突っ込みにも安定した巻き心地を提供します。海水環境における耐久性を高めるため、マグシールドボールベアリングをピニオン部に搭載し、塩ガミや異音の発生を抑え、過酷なジギングシーンでもトラブルを最小限に抑えてくれます。

ドラグ性能も近海ジギング向けに最適化されており、6.3ギアでは最大11kgのドラグ力を実現。魚の急な走りにも滑らかに追従しながら効き続けるATDを採用することで、リスキーな駆け引きでも安心して挑め、ランディングまでの流れに集中できるようになっています。

さらに、実釣の快適性を考えて設計されたサムホールディングフレームは、握り込みやすく、親指の置き位置が自然と定まる形状になっています。スロージギングでもワンピッチでも、しっかりとリールを支えることができ、操作の安定性が向上します。加えて、Tシェイプパワーノブや75〜85mmのAL製ハンドルアームが搭載され、引き抵抗の強い場面でも安定したパワー伝達を可能にしています。

近海ジギングで重宝する機能として、スプールロック機構にも注目です。根掛かり時に無理に引っ張ってギアを傷めるリスクを避けられ、ラインカットを安全・迅速に行えるため、トラブル時のストレスが軽減されます。ラインキャパと相性抜群の48mm大口径スプールは、ジグの操作や巻き上げのテンポを崩さず、青物や根魚の攻略に最適なセッティングです。

このように、ソルティガ10は近海のベイトジギングに求められるパワー、操作性、耐久性を高いレベルで融合したリールです。扱いやすいサイズ感でありながら、ワンランク上の強さを体感できるため、ライト寄りのジギングから中型青物狙いまで広く対応。近海でのゲーム性を深く楽しみたいアングラーにとって、頼れる相棒となってくれる一台です。

25ソルティガ10のインプレ

近海ベイトジギングで使いたい25ソルティガ10のインプレを紹介します。