ソルティガ20000hの特徴とインプレ

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ダイワからラインナップされているハイエンドリールであるソルティガシリーズ。

今回はそのなかでもソルティガ20000の特徴とインプレを紹介します。

ソルティガ20000の特徴

ダイワのソルティガ20000-Hは、大型クロマグロのキャスティングに特化したリールで、佐藤偉知郎氏の監修のもとに開発されました。このモデルは、ラインの容量、トルク、スピードのバランスが非常に優れており、大型魚のキャッチに適しています。特に、2020年モデルは、SALTIGAシリーズの中でも最も強力で耐久性の高いスピニングリールと言えます。強靭なモノコックボディ、放熱性と耐久性に優れたドラグ、滑らかでトルクのある巻き取り性能、ストレスフリーなキャスティング性能を兼ね備えています。

その防水機能は、信頼の”MAGSEALED”構造とMQ(モノコック)ボディの組み合わせにより、過去最高レベルを実現しています。また、”タフデジギア”の統合により、ソルティガ史上最高レベルの実釣耐久性能を提供します。ATD(オートマチックドラグシステム)は100kgオーバーの大型魚との激闘を想定し設計され、高耐熱性能と耐久性を備えています。

リールのキャスティング性能も優れており、”ロングキャストABS”により飛距離とトラブルレス性能が向上しています。”高剛性アルミエアローター”は、強度と低イナーシャを高次元で両立し、ハードなファイトやジギングでの感度にも優れています。ハンドルノブは、キャスティング用のHモデルがエッグ型、ジギング用のPモデルがラウンド型の軽量アルミマシンカットを採用しています。

さらに、大口径ギアの採用により、モノコックボディとの相乗効果で、従来モデルと比較して2倍以上の耐久性を実現しています。これは、ギアの外径を約12%、厚みを55%増加させたことで、滑らかな回転フィーリングを維持しながら耐久性を大幅に向上させた結果です。

モノコックボディは、ボディ自体がフレームとしての剛性を持ち、ねじれやたわみに強い特性を持っています。この設計により、ボディ内部のスペースが広がり、より大きなギアを収容できるようになりました。

また、独自のドラグシステムにより、放熱性と耐久性が徹底的に追求されています。これは、ドラグワッシャーの枚数を大幅に増加させることで、ワッシャーで発生する熱の放出を容易にし、焼き付きを減少させる設計です。

このリールはオフショアの大型魚狙いに適しており、9種類のモデルと5サイズから選ぶことができます。各モデルは、使用シーンに応じて最適なスペックを備えています。ハンドルノブも、使用方法に応じて異なるタイプが選ばれており、アングラーのニーズに応じたカスタマイズが可能です。このように、ダイワのソルティガ20000-Hは、最新技術を駆使した、大型魚との戦いに特化した高性能リールであり、アングラーに最高のアドバンテージを提供すること間違いありません。

ソルティガ20000のインプレ